(49)大中臣能宣朝臣(おおなかとみのよしのぶあそん)

2020.11.10

こんにちは、教室長のこうちです。

 

温かい飲み物がおいしい季節になってきました。

私は、スティックタイプのカフェオレで温まることが多いですね。

 

みなさんのお気に入りの飲み物はありますか?

 

 

 

さて、本日の一首は・・・

(49)大中臣能宣朝臣

【みかき守 衛士の焚く火の 夜はもえ 昼は消えつつ 物をこそ思へ】

みかき守とは、御垣守と書き、屋敷の門番のこと。

焚く火とは、門の両脇に焚いているかがり火のこと。

 

 

大中臣能宣朝臣が、若かった頃

ある女性と燃えるような恋をしていました。

 

夜会いに行くときは、「あの人に会える!」と心躍らせ、

朝が近づくにつれ、「ああ、別れなければならない・・・」と

心が重くなっていくのでした。

 

そんな逢瀬のある日、相手の屋敷に向かっている途中、

赤々と燃えているかがり火を見ました。

 

ああ、こんなにも赤々と燃えあがり、私たちの恋のようだ・・・

早くあなたに会いたい!

 

夜が明け、帰路についていると

昨夜はあんなに赤々と燃えていたかがり火は消え、

ただ灰がくすぶっているだけです。

 

昨夜はあんなにも激しく燃えていたのに

今は意気消沈しているとは、私の心のようだ。

 

かがり火と自分の心を重ね合わせ、

このような歌が出来上がりました。

 

「御垣守が焚くかがり火。その炎は夜は赤々と燃えていたのに昼には消えてしまう。

私の心も夜は激しく燃え上がり、昼には消えいるように物思いにふけっております。」

 

 

自分の心を炎に例えるなんて、ものすごい恋をしていたのでしょう。

恋焦がれるほどの恋はしたことないのですが・・・(笑)

人生で一度くらいはしてみたいものです。

 

百人一首の恋歌は、ねちねちしたものが多いイメージですが

これはとてもまっすぐで純情って感じがしますね。

 

 

 

もう期末テスト2週間前!

寒くなってきましたので部活など運動する前は

必ず体を温めてから動き始めてくださいね!

 

期末テストがそこまで迫ってきました!

中間テストで、ヤバイ点数を取ってしまった人は

この期末テストで挽回できるようにがんばりましょう!

 

数学・・・とにかく計算問題はできるように!

英語・・・テスト範囲の単語は完璧に!

国語・・・漢字は満点当たり前!

理科・・・覚えれるところは全て覚えましょう!

社会・・・言葉だけでも確実に覚えましょう!

副教科・・・先生にどこが出るか聞いておきましょう!

 

 

期末テストはいつもより科目が多いので

早め早めにテスト対策を始めてくださいね!

 

 

豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾

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