(51)藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたあそん)

2020.11.17

こんにちは、教室長のこうちです。

 

秋も深まり、色づいた葉がどんどん落ちていってますね。

今日見た桜の木は、枝だけになっていました。

 

 

さて、本日の一首は、

(51)藤原実方朝臣

【かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを】

さしも草とは、よもぎのこと。お灸を作るときに使われていた。

いぶきとは、岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山と、息吹くこと。

 

 

藤原実方朝臣は、一時宮中を賑わせたモテ男でした。

まさに、時のイケメン!!

 

歌のほうは、それほどでもなく、

たまに自信作ができるぐらいでした。

 

そんな藤原実方朝臣は、ある女性と文通をしていました。

その女性は、とても歌が上手く、下手な歌を送ってしまうと

馬鹿にされることもありえます。

 

「こんなにも熱い思いがあるのに・・・・どのようにすれば伝わるのだろうか・・・」

 

悩みに悩んだ末、庭に生えていたさしも草を見て

パッと思いつきました!!

 

「これだ!」と思い完成したのが、この歌です。

 

「こんなにもあなたをお慕いしていることさえ、言うことができません。

伊吹山のよもぎではないけれど、こんなにも燃えるような思いとは、あなたもご存知ないでしょう。」

 

文法的に見ると、たくさんの技巧が凝らされており、

とても楽しい和歌なのですが、物語風になると、難しいですね・・・。

 

複雑な作りをしていますが、

実はとってもストレートな想いがこもっているんです。

 

こんなにもあなたのことを想っているんだよ!!

でも、この想いはなかなか伝わらないんだよね!

 

みたいな感じでしょうか・・・?

 

 

今は、ラブレターを贈るとしても書き方に

そんなこだわることはないかもしれませんが、

昔は、この和歌の上手さが、魅力の一つになっていましたから

気が抜けないですね。

 

そのため、代筆をすることもよくあったそうですよ。

 

今の時代ならば、代筆のラブレターはぽいっとされちゃうかもしれませんね笑

 

 

 

テスト1週間前になってきましたよー!

 

テスト勉強は進んでいますか?

今年は、コロナの影響で授業スピードがすごく早く

授業についていけない!ってことになっているかもしれません。

 

早め、早めに対策を・・・とは言ってられなくなってきました!

今すぐ始めましょう!

 

部活から帰って、ご飯を食べる前、お風呂に入る前、

英単語を覚えましょう!!

理科、社会を覚えましょう!!!

 

 

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