(80)待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ)
2021.03.05
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
本日は、雨・・・3月に入ってから
雨の日と晴れの日が交互に来ている感じがします。
暖かいような寒いような・・・体温調節が難しい季節になり始めましたので
気をつけましょうね。
さて、本日の一首は・・・
(80)待賢門院堀河
【長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は 物をこそ思へ】
崇徳天皇の時代
崇徳天皇の母である待賢門院璋子に仕えていた待賢門院堀河。
平安時代は、女性の屋敷に男性が泊まりに行き
ひと晩過ごし、朝方に帰るという慣習がありました。
この夜も、待賢門院堀河のもとに愛する男性が泊まりに来ていました。
この男性と堀河は、深く愛を誓い合い、
想いが離れることはないだろうとお互いに思っています。
しかし、平安時代の恋愛は自由といいますか、
一夫多妻制だったこともあり、男性の恋心がいつ離れるかもわかりません。
愛する彼が、朝帰るときに
「いつまでも愛しているからね」という歌をくださったけれど・・・
いつ彼が私の元から離れるかもわからない・・・
ああ、不安がないといえば嘘になります。
「いつまでも愛しているよと言ってくれたあなたの心を計りかねています。
今朝の黒髪が乱れているように、私の心も不安で乱れ、思い悩んでいるのです。」
この彼とは結ばれることがあったのでしょうか?
ネットによると、一度結婚はしているらしいのですが、死別し、その後出家しています。
この時代、女性は男性に振り回されることが多かったのではないでしょうか?
本当に心の底から、好きになり、結婚できた人は少ないように思います。
さて、公立入試まで1週間を切りました!
残り5日!
どきどきすると思います。
不安で押しつぶされる気持ちがすると思います。
私が高校受験をするときも勉強しかやってなかったように思います。
太りたくないので、お菓子断ちをし、
学校行っても勉強、帰ってきてもすぐ机に向かう日々が続いていました。
受験は、一生分の勉強をするのではないかと思うくらい勉強します。
日本に住んでいると、初めて訪れる自分だけの試練です。
誰のせいにもできません。
まわりは、協力はしてくれますが、本番は自分ひとりですし、
今日やった達成感も自分のものですが、
今日サボったことも自分のせいです。
本当に、後悔ないようにがんばってほしいと思っています。
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