百人一首⑱藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)
2020.07.08
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
今日はつかの間の曇り・・・蒸し暑い天候ですね。
熱中症には十分気をつけて水分をしっかり取ってくださいね!
さて、本日の一首は・・・
⑱藤原敏行朝臣
【住之江の 岸に寄る波 よるさへや 夢の通い路 人目よくらむ】
住之江とは、大阪の住之江区の海岸こと。
夢の通い路とは、夢の中へ行く道のこと。
敏行朝臣には、妻がいました。
しかし、会いに行っても妻は拒否し、
なかなか会ってくれません。
それならば、夢で会えるのでは?と期待して
寝てみますが、夢でも全く会うことができません。
海岸で打ち寄せる波のように、
私は会いたい、会いたいと願っているのに
どうしてあなたは、夢の中でも会ってくれないのですか?!
今回の一首は、まさに会いたくて会いたくて震えるものでしたね!
昔、夢に出てくると、自分のことを好きということでした。
だから、夢にまで出てこないとなると・・・
嫌われたことになってしまいます。
ちょっと悲しいですね・・・
昔も今も、いろいろな恋があったんですね。
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