百人一首⑲伊勢(いせ)

2020.07.10

こんにちは、教室長のこうちです。

 

ここ2、3日、蝉が鳴き始めましたね!!

 

どんどん夏本番になってきましたね!

今年の夏は、今までと少し違う形にはなると思いますが、

楽しめる夏になることを願っています!

 

 

さて、本日の一首は・・・

⑲伊勢

【難波潟 短き芦の ふしの間も あはでこの世を すぐしてよとや】

 

難波潟とは、大阪湾のことで、海の満ち潮で干上がるところを潟と言います。

 

芦とは、植物のこと。

 

 

伊勢は、歌が上手く、

天皇の后である温子に女官として仕えていました。

 

仕えた温子には、兄がいて

伊勢は、その兄の仲平に恋をしたのでした。

 

しかし、仲平は天皇の息子ということもあり、

他の人とも恋仲でした。

 

この時代、男性が女性の家へ訪れることで

関係が保たれていたので、男性が家に来ないということは、

飽きられたも同然なのです。

 

なかなか会いにきてくれない仲平にたいして

伊勢は、今の思いのありったけを伝えるのです。

 

難波潟に生えている芦の節のように

短い間さえも会ってくれないのですか??

 

この逢えないまま、人生を過ごせというのですか??

 

 

伊勢は、このあと出世し、

天皇と恋仲になり、皇子が生まれたりしています。

 

もともと感受性が高いので、

たくさんの恋もしたのでしょうね。

 

今は、女性から告白やお誘いすることも多いですが、

昔は、外に出ることでさえ、珍しいことでした。

 

女性たちは、恋においては

人恋しい生活を送っていたのでしょうか・・・

 

今の時代に生れることができてよかったです。

 

 

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