百人一首(21)素性法師(そせいほうし)
2020.07.14
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
今日の朝から、ものすごい豪雨でしたね!
九州では、大洪水も起きていますし、
このあたりの川も油断ならないですよ!
出かける際は、足元に十分気をつけてくださいね!
さて、本日の一首は・・・
(21)素性法師
【今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな】
長月とは、9月の満月のことで、最も月が出ている時間が長い。
有明の月とは、明け方の月のこと。
「今、行くよ!」と言ってから
ずーっとあなたのことを待っていました。
月が最も長く出ている今日、眠らずに待っていたのですが・・・
いつの間にか、明け方に出る白い月が出てきたではありませんか。
こんなに待たせるなんて、お恨みしていますよ。
素性法師は、僧正遍昭の息子で、
役所でも大活躍し、大出世しました。
しかし、父である僧正遍昭に
出家を命令され、今の奈良県天理市を任されたそうです。
歌は、こんなにも女性的なのに、
役所ではバリバリの仕事マンだったなんて・・・
すごくギャップがある人物だったのでしょうね。
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