百人一首(22)文屋康秀(ふんやのやすひで)
2020.07.15
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
梅雨もいったん落ち着き、
今日は曇り予報ですね。
今週末で、梅雨は明けるといっていますが・・・
これからは、暑い日が続きそうなので、水分を忘れずに!
さて、本日の一首は・・・
(22)文屋康秀
【吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ】
「 からに 」 とは、「 ~するとすぐに 」 ということ。
「 むべ 」 とは、「 なるほど 」 ということ。
このころは、漢字を分解したりして和歌をつくるという言葉遊びが
流行っていたときでした。
文屋康秀は、歌人としては有名で
この流行にのらないわけはありません。
あるとき、奥さんと秋の山を散歩していました。
秋の山で吹く風は、びゅうびゅうと強く、音を立てています。
そのとき、「あっ!!」と文屋康秀は思いつくのです。
秋の山の風が吹くと、すぐに草木はしおれてしまう・・・
なるほど!!
だから、山の風と書いて、嵐と書き、荒らしと読むのかあ
こんな気づきまでをも、和歌にしてしまうとは
昔の人々は器用ですね。
下の句が、「む」から始まるのは、この和歌だけで
競技かるたの大会などでは、覚えやすいとして有名です。
他にも、覚えやすい和歌はたくさんあるので
ぜひチェックしてみてくださいね!
12中では、定期テストがスタートしました!
休校が長引いたので、一学期の成績は
このテストで決まるも同然!!
今日から3日間、気合入れてがんばりましょう!!
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