百人一首(24)菅家(かんけ)

2020.07.17

こんにちは、教室長のこうちです。

 

本日も晴れ!

朝は曇っていましたが、晴れ間が見えてきましたね!

 

梅雨明けと同時に、生徒たちは

やる気が満ち溢れており、自習にも多く来てくれていました!

 

 

さて、本日の一首は・・・

(24)菅家

【このたびは ぬさもとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに】

 

「ぬさ」とは、神様へのお供えもののこと。

手向山とは、京都と奈良のあいだの山のこと。

神のまにまにとは、神の御心のままにということ

 

菅家は、菅原道真のことです。

 

菅原道真は、文才に優れており、

天皇のお気に入りとして、右大臣までになりました。

 

右大臣になった菅原道真が、天皇と一緒に

吉野へ向かっている旅でのことです。

 

旅の途中で、これからの道中を安全に行くことができるように

一般的には、道祖神つまり、道中のお地蔵様にお供えものを用意するのです。

 

しかし、今回は急な出発だったため、

そのお供えものを忘れてしまったのです。

 

これでは、道祖神が守ってくださらないと思い、

天皇は道真に、相談しました。

 

そのときに詠んだ歌が今回の歌なのです。

 

「今度の旅は、急な出発だったためお供え物であるぬさを忘れてしまいました。

手向山の神様、とりあえず、この美しい紅葉をぬさとしてお供えいたします。

お心のままにお受け取りください。」

 

菅原道真は、このあたりでは親しみがあるのではないでしょうか?

 

服部天神にも、道真公が鎮座されています。

 

道真公は、学問の神様として有名で、

受験時には、参拝しに行く人は多いのでないでしょうか?

 

今、中学3年生・高校3年生は、ぜひ参拝に行ってみてくださいね!

 

 

12中は、本日でテストが終了しました。

しっかりと、やりきりましたか?

 

来週は、返却があると思います。

間違えたところを、しっかりと見直して

受験に活かしましょうね!

 

16中は、今テスト期間中ですね。

範囲が多いと思いますが、やり切れるように全力で

取り組んでいきましょう!!

 

 

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