百人一首(35)紀貫之(きのつらゆき)
2020.08.29
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
今日は、少し夏が盛り返してしましたね。
青空に、ぷかぷかと白い雲が浮かんでいました。
さて、本日の一首は・・・
(35)紀貫之
【人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞむかしの 香ににほひける】
「いさ」とは、「どうでしょうか?」ということ。
「ふるさと」とは、馴染みの場所ということ。
「にほひにける」とは、美しく咲いていること。(平安時代から、匂い&美しく咲くことを意味します。)
春のこと。
紀貫之は、久しぶりに大和国の初瀬寺にお参りに行きました。
以前は、よく訪れていたので
このあたりには、顔なじみの宿屋があります。
「今日は、久しぶりにあの宿屋に泊まろう!」
紀貫之が宿屋に到着すると、
「ご無沙汰しております。最近来てくださらなかったですね。
この通り、宿屋は変わらずありますのに・・・。」
と店主に言われてしまった。
(これは、宿屋の店主は怒っているな・・・?)
と考えた紀貫之は、「まあまあそういわずに・・・」と
この歌を送ったのです。
「あなたのお心は、昔とどう変わったかわかりませんが、
なじみあるここの里の梅は、昔と変わらず、良い匂いできれいに咲いています。
どうか機嫌をなおして、泊めてくれませんか?」
当時、花といえば ” 梅 ” でした。
でも、平安時代後期くらいになると、花といえば ” 桜 ” になりました。
今でも春といえば、桜が定番になりました。
常識は、その時代時代で変わってきます。
今の常識は、10年前の非常識でしたし、
今の常識は、10年後の古い考え方になります。
どんどん常識は変わっていきますので、
常識にとらわれずに、どんどん自分のやりたいことをやっていきましょうね!
もう8月も終わりです。
8月もあと2日で終わりです。
秋になると、いっきに受験が近づいてきた気がします。
まだ志望校を決めてない人や、まだ受験勉強はいいかな・・・と思っている人は要注意!
冬になってからは、もう手遅れです。
今志望校がない人は、オープンスクールへ行き、
いろんな高校を見て自分に合いそうな高校を探してください。
まだ受験のシステムがわかっていない人は
必ずわかった上で、勉強を進めましょう。
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