(50)藤原義孝(ふじわらのよしたか)
2020.11.12
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
寒さに少しずつ慣れてきましたか?
冬は、体が固まってケガをしやすくなりますので
いつも以上に準備運動をして部活動に臨んでくださいね!
(50)藤原義孝
【君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな】
藤原義孝は18歳のとき、後少将と呼ばれ、
大変な美男子かつ、人柄もよく人気者でした。
勉学にも熱心で、和歌の天才とも言われていました。
そんな藤原義孝には、相思相愛の女性がいました。
その人とは、一夜過ごしただけでは満足せず、
何度も何度も通いたいほどです。
しかし、21歳のとき藤原義孝は、当時不治の病といわれていた
天然痘にかかり、若くしてなくなってしまいました。
女性のもとには、藤原義孝から来た和歌がたくさん残っています。
その中の一つが、この歌なのです。
「君に会うためであれば、私の命など捨ててもよいと思っていましたが、
ひとたび会った今は、何回も会うためにいつまでもいつまでも生きていたいと思います。」
とてもとても切ない歌ですね。
送った当時は、きっと初めて会ったときで
今後、何回も会えるだろうと思っていたのでしょう。
死んでしまった今は、遺書だと思えるくらい大切な想いですね。
死とは誰しも平等にあるもので
いつやってくるか検討もつきません。
病気であれば、もしかしたら・・・と予感することがあるかもしれませんが、
突然の事故などは何もわかりません。
まして最愛の人が亡くなってしまうなど
女性にとっては大変悲しい出来事だったのでしょう。
今は医療が進み、ガンでさえ治療が可能な病気となりました。
病気からの死のリスクは減ってきたと思いますが、
交通事故などの不慮の事故には十分気をつけてくださいね。
テスト2週間前!
テスト対策は進んでいますか?
もう2週間前になりましたよ!
期末テストは、科目が多いので勉強時間がいつもより必要になります。
そろそろ暗記物などは、覚え始めましょうね!!
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