百人一首⑧喜撰法師(きせんほうし)
2020.06.10
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
雨振り前ということで、蒸し暑いですね!
冷たい物をよく食べるようになってくると思いますが
体を冷やしすぎないように気をつけましょう!
さて、今日の百人一首はこちら!
⑧喜撰法師
【わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり】
庵とは、家のこと。
たつみ(辰巳)とは、東南方向のこと。
東西南北がないとき、干支を並べて方角を示していました。
うぢとは、憂しと宇治とを掛け合わせています。
憂しとは、つらい、嫌な気持ちのこと。
宇治とは、京都の地域名のこと。
出家し、法師となって喜撰法師は、
都の人たちが、「 世間が嫌になって出家した 」とうわさしていることを知ります。
本当は、ただゆっくりした時を過ごしたいから
宇治に移り住んだだけなのに・・・
そうだ!
都に人たちに、真実を伝えておこう!
「 世間がつらくなって出家したとうわさしているようですが、
私は、住んでみたくて宇治で暮らしているんですよ。 」
喜撰法師は、その当時うわさされるほど有名だったようですね。
うわさ話に、わざわざ真実を伝えてくるとは・・・・
その後、仙人になったなんて
うわさがあるそうですよ!
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