百人一首(29)凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
2020.08.05
教室長ブログ
こんにちは。
長い長い梅雨が明け、ついに夏到来!
熱中症には十分注意してくださいね!
さて、本日の一首は・・・
(29)凡河内躬恒
【心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花】
「心あてに」とは、あてずっぽうでということ。
「おき」とは、霜が「降りる」こと。
「まどはせる」とは、「まぎらわしくする」ということ。
秋が終わりに差し掛かり、冬がやってこようとしている今日。
朝起きると、白い菊の上に一面真っ白な初霜が降りているではありませんか!
凡河内躬恒は、この真っ白な景色を詠みたい!!と思いましたが、
普通なのは嫌だ・・・趣向を凝らしたい!と、この歌を詠んだのです。
「あてずっぽうに、折るとしたら折れるだとうか?
初霜が真っ白に降りて、どれが白菊かもわからないのに・・・」
凡河内躬恒は、紀貫之とならぶほど歌の才能に恵まれ、
宮廷ではよく勝負をしていたようです。
小野小町のように、派手な技法を凝らした派手は歌ではないけれど
シンプルかつ強調したいところを全面に出せているので、さすが名人!といえるでしょう。
現代の歌は、和歌とは違って音楽がつき、ダンスがつき、
五感をフルで使って楽しめるものになりました。
私は、曲のリズムから入るタイプなのですが、
みなさんは曲の何に惹かれて好きになりますか?
ぜひ教えてくださいね!
夏季休暇についての連絡です!
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