SDGs目標②2.b免税店
2021.08.18
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
この雨は、秋雨前線でしたね。
あっという間に夏が過ぎ、秋が顔を出し始めました!
さて、SDGsの目標の続きいきましょう!
2.b
ドーハ開発ラウンドのマンデートに従い、全ての農産物輸出補助金及び同等の効果を持つ全ての輸出措置の同時撤廃などを通じて、世界の市場における貿易制限や歪みを是正及び防止する。
みなさんは、普段物を買うときに、商品の値段以外に支払っているものを知っていますか?
それは、消費税です。
私が小さい頃は、消費税がなく、
3%→5%→8%→10%へと値上がりしていきました。
国から国へ物資が動くと、それにもお金がかかります。
” 関税 ” と言われるものです。
関税は、国から国へ輸入輸出をするときにお金がかかりますが、
空港や家電量販店、薬局などで ” 免税 ” の言葉を見たことはあるでしょうか?
免税は、その名の通り「税を免除すること」です。
つまり、税を支払わなくていいですよということです。
ではなぜ免税をすることができるのでしょうか?
実は、薬局などの街中にある免税店と、空港にある免税店では少し仕組みが違います。
そもそも関税とは、他国の商品が自国に入ることによってお金がかかります。
所有権が他国から自国に変わることで、お金がかかるのです。
しかし、空港での免税店はパスポートでゲートを通ったあとにあります。
実はパスポートで抜けた先は自国エリアではなく他国エリアなのです!
他国で買えるということは、他国の商品を他国側で購入するので、
他国価格に関税がかからない状態で、購入することができるのです。
もうひとつ、街中にある免税店は、関税ではなく、消費税が免除されています。
消費税は、日本に住んでいる人が支払うものであるので、
基本的には海外から来た観光客は支払わなくてよいのです。
(まあコンビニなどでは支払っていますけどね笑)
そのため、消費税を抜いた価格で購入することができるため
通販や自国の輸入品よりも安く購入することができるのです。
中国人が大量に日本の商品を購入しているのは、
こういう理由からだったんですね。
薬局などの免税店では、レジは免税用に別会計したり、
居住者でない証明書などが必要になります。
免税店のレジに並んでも免税にはなりませんのでご注意を!
もっと広い視野で見ると、貿易するときの関税の価格や商品の価格なども関係してきます。
この価格に不正がないように、適正な値段で交渉できるようにしていきましょう!というのが
今回のターゲットになります。
夏休みもあと1週間!
夏休みの宿題は、終わりましたか?
7月に終わったー!という声も聞いていますが、
まだ終わっていませーん!っていう人もたくさんいると思います。
ぐーたら先延ばしにしてしまう気持ちもわかりますが、
学校が始まったときの自分が楽できるように、今のうちのがんばってくださいね!
ウィルビーは、8月25日(水)から15時開校に戻ります。
自習時間を間違えないように気をつけてくださいね!
豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾
ほめる・寄り添う・つきっきり!
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