百人一首⑪参議篁(さんぎたかむら)
2020.06.13
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
本日は雨!!
梅雨に入って、3連続雨!!
自習や授業に来るときは、
自転車ではなく、できるだけ歩いてきてくださいね!!
さて、本日の一首は・・・
⑪参議 篁
【わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 人には告げよ あまのつり舟】
わたの原とは、大海原のこと。
八十島とは、たくさんの島々のこと。
あまとは、天の川の「天」ではなく、海人さんなど漁師のこと。
あるとき、篁は遣唐使に選ばれ、唐へ向け出発します。
その舟が難破!!
あえなく帰国します。
その後、再度遣唐使に選ばれ、いざ出発!!と
舟を見ると・・・ボロボロ!!
怒った篁は、他の仲間とケンカになり、
天皇の怒りを買い、そのまま流刑となってしまいました。
島へ流される舟の中で篁は、
「釣り舟よ、これからはるか彼方の島々を目指して漕ぎ出していきます。
親しかった人に伝えてくれないか・・・」
とこの歌を歌ったそうです。
流刑とは、都を離れ、遠くの島へ流される刑罰のことです。
昔は、大阪から小さな舟に乗り、
九州をぐるっと回って長崎県の島々まで流されていたそうなので
そのときの心細さは、とてつもなかったでしょうね。
昔も今も、悪いことをしたら
罰があったんですね。
豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾
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