百人一首(34)藤原興風(ふじわらのおきかぜ)
2020.08.26
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
真夏の暑さがすこーしだけひいてきたかなと思います。
蝉の声がなくなり、秋の虫が鳴き始めましたね。
あと少しで秋です。
この夏にやり残したことがないように過ごしていきましょう!
さて、本日の一首は・・
(34)藤原興風
【たれをかも 知る人にせむ 高砂の 松もむかしの友ならなくに】
知る人とは、親しい人のこと。
高砂とは、兵庫県高砂市の浜辺のことで、松の名所です。
藤原興風は歌が上手く、たくさんの仲が良い友達がいました。
若いときは、その友達と歌を詠み合ったりと楽しんでいましたが、
晩年になれば、一人、また一人と友達が死んでいってしまいます。
あの頃のように、友達と集まってわいわい騒いだり、
歌を詠みあったりすることができません。
藤原興風の心には穴がぽっかりと開いたようです。
昔の友達が次々と亡くなり、いったい誰を友達として
あと数年生きなければならないのだろう?
高砂の浜辺を歩き、松を見ていても
ここに生えている松の木がずっと友達でもないのだし・・・
みなさんには、今、友達がたくさんいますか?
私も小学生、中学生のときは
学年全員が友達でした。
学年があがり、大人になるにつれ、
会う回数が減ったり、連絡することがなくなったり・・・と
今、友達だといえる人が少なくなりました。
さびしいこともありますが、友達が減ったおかげで
本当に大切にすべき友達もできました。
みなさんも、つるむだけの薄っぺらい友達ではなく、
心の底から一緒にいたい、一緒に楽しめる友達を大切にしてくださいね!
二学期がスタートしました!
2週間の夏休みが終わり、新たに二学期が始まりました。
まだコロナの影響があるにせよ、例年通り
学校が始まって一安心です。
個別指導ウィルビーでは、今まで通り
対策をいたしまして、通常授業を実施していきます。
みなさん、元気に過ごしていきましょうね!
豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾
ほめる・寄り添う・つきっきり!
個別指導ウィルビー ( will be )