百人一首(26)貞信公(ていしんこう)
2020.07.21
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
今週で梅雨が最後!と天気予報ではいっていますね。
梅雨が明ければ、本格的な夏っ!
今も陽射しは十分きついですが、
日焼け対策もきちんとして、元気に学校へ行きましょう!
さて、本日の一首は・・・
(26)貞信公
【小倉山 峰の紅葉葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ】
小倉山とは、京都にある山のこと。
みゆきとは、行幸と書き、天皇が訪れられること。
貞信公、またの名を藤原忠平といいます。
彼は、関白太政大臣を務め、上皇とともに
京都の小倉山に紅葉狩りをしに来ていました。
その年の紅葉は、たいそうきれいで、
すぐに枯れてしまうのがもったいないくらいです。
上皇が、「この紅葉を持って帰り、わが子に見せたいものだな」と
残念がっているとき、貞信公が紅葉に和歌を投げかけたのです。
「小倉山の紅葉よ、そなたに意思があるのならば、
せめてもう一度だけ、天皇が訪れられることを待ってはくれないか・・・」
懇願するかのような問いかけなので、
よほど紅葉がきれいだったのでしょう。
この瞬間をみてほしい!という想いは、誰にでもあるものです。
今は、写真がありますが、昔は、絵のみでしたので
こうして和歌にして伝えたりもしたのでしょうか。
7月も後半戦!
コロナ休校が明け、あっというまに1ヶ月が経ちました。
まだ学校に慣れていない人もいるかもしれませんが、
これからは夏の暑さとの対決です!
夏バテ対策をきっちりした上で、
勉強や部活に励んでいきましょう!
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