(70)良暹法師(りょうぜんほうし)

2021.01.15

こんにちは、教室長のこうちです。

 

早いもので、今日で1月の残りが半分となりました。

1月は、「行く」

2月は、「逃げる」

3月は、「去る」

というようにあっという間にすぎてしまいます。

 

昔から言われていることなので、

私も身にしみて体感します。

 

これは、4月から新年度が始まる日本特有の感覚なのでしょうか?

海外では、7月や8月なんかが早く感じたりするのでしょうか?

 

 

さて、本日の一首は、

(70)良暹法師

【さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕暮れ】

宿とは、自分の家のこと。

 

良暹法師は、もともと比叡山延暦寺の僧として修行していました。

 

厳しく大変なものと聞いていたのに、

楽しいおしゃべりや、宴会などで毎晩のようにどんちゃんさわぎ。

 

「私が求めていたのは、こんな修行ではない!」

 

良暹法師は、比叡山を飛び出して下山し、

小さな自分の家を建てました。

 

「これなら、静かに修行に励むことができる!」

 

真に仏様にお仕えできる!と意気込み、

修行はしてみるものの・・・

 

季節は、秋。

何かともの悲しくなる季節です。

 

延暦寺では、毎晩のようにどんちゃん騒ぎ。

今では、懐かしく感じます。

 

「ああ・・・やっぱり一人はさびしいなあ・・・」

 

そう思い、外へ出てみたが

目に入るのは、冬に向けての秋のさびしさが広がるばかりでした。

 

そのときの気持ちを歌にしたのが

この歌なのです。

 

「あまりのさびしさに、自分の家を出てあたりを見渡せば

どこも同じく、さびしさに満ちた秋の夕暮れが広がっていた。」

 

 

良暹法師は、生没不明なのですが、

歌が上手でよく歌合わせに呼ばれていたのだそうです。

 

僧も人間。

修行したい!という気持ちはあれど、

やっぱり人恋しいことだってあるんです。

 

将来、一人暮らしをしたいなあと思っているのであれば、

同じような思いを味わうことになると思いますよ。笑

 

そんなときは、自分の好きなことに熱中してみてくださいね!

 

 

先取りの受験生

最近、中学2年生の生徒たちがよく自習に来ることが増えました。

 

受験生は、中学3年生になってからといいますが、

中学校に入ってしまえば、受験生が始まっているといっても過言ではないでしょう。

 

部活もがんばりながら、勉強もしっかりと理解していく。

テストでは70点以上をキープしていく。

元気に毎日登校する。

 

当たり前のことを毎日していくことで、

実際に中学3年生になったときの差が生まれます。

 

勉強だけに特化してお話するとすれば

点数や進捗を競い合うことは、とてもとても良いことです。

 

友達と競うことで、今の自分の位置がわかり、

友達に負けたくない!という気持ちも湧いてきます。

 

今の中学2年生たちは、友達と競い合いながら

お互いに高めあっていく空気が流れていますので、

来年のこの時期がとても楽しみです。

 

塾という勉強して当たり前の環境で

ぜひ勉強をどんだけしたかという競い合いをしてくださいね。

 

 

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