(83)皇太后宮大夫俊成(こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい)
2021.03.17
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
今日は、とてもいいお天気で
ぽかぽかと眠くなってきそうです。
学校も残り少しで修了しますが、授業中はしっかりと聞いてくださいね!
さて、本日の一首は・・・
(83)皇太后宮大夫俊成
【世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる】
皇太后宮大夫俊成が生きていた時代の平安時代は、
僧が力を持ち、寺同士でも争いもたえなかったそうです。
そこで、皇太后宮大夫俊成は逃げるように
山奥へ引っ越してきました。
しかし、山奥のほうが寺の権力が強く、
こちらでも争いがたえなかったそうです。
(どこにいても同じように嫌なことは起こるのか・・・・)
思い悩んでいた皇太后宮大夫俊成に
ある知らせがきました。
なんと、とっても親しかった友達が出家することになったのです!
(ああ・・・友と思っていた人でさえ、急に出家までしてしまうなんて・・・
私はどうしたらいいのか・・・)
このとき皇太后宮大夫俊成は、27歳。
現代でいえは、まだまだ働き盛りですが、
当時でいえば、中年にさしかかる年です。
人生の選択がせまっているような気配を感じているのでしょうか。
そのときにできた歌がこの歌なのです。
「この世は、たくさんのつらいことがある。しかし、このつらいことから逃げる道はないのだなあ・・・・
逃げれるかと思い、山奥へ来たけれど、ここでもつらいことがあるのか、鹿がかなしそうな鳴いていることよ。」
みなさんは、最近つらいことはあったでしょうか?
春に近づき、なんとなく心が軽やかになっていく雰囲気もしていますが、
毎日の中には、良いことも悪いこともあると思います。
現代は、ストレスとどう戦うかが問題となっています。
自分に合ったストレス解消法はありますか?
少しずつでいいので、自分に合ったストレス解消法をぜひ見つけてみてください。
明日は、合格発表!!
昨日は、卒業式があり、明日は合格発表が待っています。
今日は、そんな日にはさまれた中休み。
やっと受験が終わり、
ほっと一息つき、毎日のように友達と遊びに行ったりしているのではないでしょうか?
課題は終わりましたか?
初日から良いスタートを切りましょうね。
在校生は、もう少しだけ学校が残っていますね。
新年度に向け、何か目標は立てたでしょうか?
高校について調べるとか、定期テストをがんばるとか。
1日1時間は勉強してみよう!と決めてみるとか・・・
何でもいいので、この新学期を機に立ててみてください。
そして、それをぜひまわりの人に言ってみましょう!
そうすると、他人の目が働き、
「あ、やらないと!」という意識が芽生え、やらないといけない状況になります。
最初は嫌々やることになるでしょうが、
最終的にはとても大きな結果につながっていると思います。
やる気なんて最初からありません!
小さなことからコツコツとやってみましょう!
豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾
ほめる・寄り添う・つきっきり!
個別指導square(スクエア)