(100)順徳院(じゅんとくいん)

2021.05.07

こんにちは、教室長のこうちです。

 

今日から、少し雨予報が多くなりますね。

 

もう梅雨に入るのでしょうか?

なんだか早い気もしますが・・・皐月晴れはどこへやら?

 

 

さて、本日で、百人一首が最後になります!!!

記念すべき最後の一首は・・・

 

(100)順徳院

【ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある むかしなりけり】

鎌倉時代・・・武士の時代が始まろうとしているとき

武士が勢力を拡大させ、権力を我が物にしているさまを

やはり貴族は気に入りません。

 

貴族勢力の復活を!!と戦いを挑んだのが、

1222年 承久の乱

 

皇族をはじめとした貴族たちが、鎌倉幕府に戦いを挑んだのです。

 

しかし、身内に裏切り者が出たために

貴族勢力は負け、皇族は島流しの刑になりました。

 

この歌を詠んだ順徳院も例外ではありません。

 

 

都では、貴族の勢力が傾き、

比叡山の僧兵たちが大暴れ。

 

その後幕府では、第3代将軍源実朝が殺されました。

 

 

「はあ・・・大変な世の中になったものだ・・・

こんな島にもしのび草が生えているではないか。

昔のことをしのんでくれているのか・・・・」

 

そうして、皇族が栄えていたときのことを思い出しながら作ったのが

この歌なのです。

 

 

「宮中の古びた屋根に生えているしのぶ草を見ると、

昔の皇族が繁栄していた時代をしのんでもしのびきれない。

やはり昔のことなのだなあ・・・」

 

 

自分より年上の人がよく

「私が学生だったときは・・・」や「俺らが若いときは・・・・」などを

口にすることが多いのですが、それはこういう気持ちのときなのでしょう。

 

自分の全盛期、つまり一番楽しかったときと比べ、今は大変だと思うのです。

 

さらに、自慢も少しは入っていると思いますが、

年下の人たちに、少しでも楽しんでもらいたい!

後悔してほしくない!という気持ちがあるのでしょう。

 

私も、学生時代が終わり、

どんどん過去が美化されているように感じます。

 

迷惑にならないように気をつけます。

 

 

 

 

来週からは、テスト2週間前!

ゴールデンウィークが終わり、学校がない暇な時間が終わりを告げました!

 

あっという間に、テストが近づいてきています!

部活もない今、勉強・・・していますか?

 

大丈夫?

心配です!

 

最近は、授業終わりに先生を捕まえて

理科や社会を聞いている子も見受けられます。

 

とっても、勉強に前向きですばらしいと思います!

 

この調子で、どんどん勉強していきましょう!

 

 

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