MDGsの目標その六
2021.06.10
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
ここ数日は、快晴が続いており、すっかり夏になってきましたね。
マスク生活もしんどいと思いますが、
それ以上に熱中症には十分気をつけてくださいね!
さて、本日はMDGsの目標6個目について紹介していきます!
⑥HIV/エイズ、マラリアその他の疾病の蔓延防止
具体的目標
・HIV/エイズの蔓延を阻止し、その後減少させる
・マラリアおよびその他の主要な疾病の発生を阻止し、その後発生率を下げる
みなさんは、HIVを知っているでしょうか?
10年ほど前には、名前を聞くことが多かったのですが、
最近は、ほとんど聞きませんね。
HIVとは、Human Immunodeficiency Virus (ヒト免疫不全ウイルス)と言います。
ヒトの体の中には、ウイルスに対抗するための免疫が存在します。
例えば、風邪をひいたとき、熱が出たりしますよね?
それは、体の中で免疫がウイルスと戦っているから、熱が出るのです。
薬は、免疫にとっての栄養ドリンク!
その力も合わせて、風邪が治るのです。
治すための免疫・・・
つまり戦力を殺してしまうのがHIVというウイルスなのです。
HIVに感染すると免疫が殺され、エイズという病気になってしまうのです。
エイズとは、後天性免疫不全症候群といい、
免疫が低下した状態の病状をいいます。
エイズを治すことは残念ながら不可能ですが、
症状を抑えることはできます。
薬を処方することで、症状を軽減することはできます。
HIVは、血液や体液を通じて感染するので、
よく性的接触で感染することが多いのです。
マラリアとは、寄生虫による病気です。
アフリカなどに生息している蚊の口の先に生息しているマラリアという寄生虫が、
血を吸うときに血液内に入り、感染します。
その寄生虫は、血液中の赤血球を攻撃し、多量の体内出血を引き起こします。
急激に重症化するので、命の危険が伴います。
昔は、日本にも存在しておりましたが、
現在は殺虫剤が進化し、発生はしていません。
これらの病気は、予防することが可能で
ほとんどかかることがない病気です。
しかし、劣悪な環境であれば、虫の発生は必須であり、
そのせいで命を落としてしまいます。
簡単にかかり、命を落としてしまうことがないように
MDGsならびにSDGsでは、感染症をなくす対策をしているのです。
MDGsでは、HIVの新たな感染は、10年間で40%減少。
まだ地域差や経済差で減っていないところもあるので、
今後の課題となっています。
さて、あっという間にテスト3週間前だぞー!
夏日が続く中、外での全校朝礼もお疲れ様です。
そして、そろそろ期末テストが近づいてきております!
もうテスト勉強を始めている子もウィルビーではちらほらみかけます。
中間テストの挽回、現状維持を目指したいですね!
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