日本誕生神話への道⑤

2020.01.15

こんにちは、教室長のこうちです。

 

今週は、冬らしい気温が続いていますね!

やっと冬か・・・という気持ちと、寒いのいやだな・・・という気持ちがあって

複雑です。

 

学校でも、風邪が流行っているみたいなので

手洗いうがい、6時間以上の睡眠をしっかりとりましょう!

 

さて、本日は、神話の続きにいきましょう。

 

 

洗ったところから、次々と神様がッ!!

 

前回、黄泉の国に行ったイザナギは、

イザナミと離縁し、現世へ帰ってきました。

 

「黄泉から返る」という言葉から、「よみがえる」という日本語が生まれたんだとか。

 

黄泉の国から、持ち帰った穢れを清めるために

日向(今の宮城県あたり)の阿波岐原(あわぎはら)の海へ行きました。

 

海へ入るため、きていた服などを投げ捨てるとそれぞれから神様が誕生しました。

 

から生まれた・・・衝立船戸神(つきたつふなどのかみ)

から生まれた・・・道之長乳歯神(みちのながちはのかみ)

から生まれた・・・時量師神(ときはかしのかみ)

から生まれた・・・和豆良比能宇斯神(わずらいのうしのかみ)

から生まれた・・・道俣神(ちまたのかみ)

から生まれた・・・飽咋之宇斯神(あきぐいのうしのかみ)

左の腕輪から生まれた・・・奥津那芸佐毘古神(おきつなぎさびこのかみ)

              奥津甲斐弁羅神(おきつかいべらのかみ)

              奥疎神(おきさかるのかみ)

右の腕輪から生まれた・・・辺疎神(へさかるのかみ)

                                  辺津那芸佐毘古神(へつなぎさびこのかみ)

                                  辺津甲斐弁羅神(へつかいべらのかみ)

 

じゃぼんっ!と体を海に、つけると海の水からも神様が生まれました。

 

まずは、水の流れが中くらいの中流に行ったとき、

黄泉からの穢れが取れて、

八十禍津日神(やそまがつひのかみ)と大禍津日神(おほまがつひのかみ)

が生まれました。

 

その禍(まが)を直そうとする神様が生まれました。

神直毘神(かむなおびのかみ)、大直毘神(おほなおびのかみ)、伊豆能売(いづのめ)

 

次に、水の底に沈んでお清めをすると、

底津綿津見神(そこつわたつみのかみ) & 底筒之男神(そこつつのをのかみ)

中流に戻ってお清めをすると、

中津綿津見神(なかつわたつみのかみ) & 中筒之男神(なかつつのをのかみ)

上流に上がってお清めをすると、

上津綿津見神(うはつわたつみのかみ) & 上筒之男神(うはつつのをのかみ)

が生まれました。

 

それぞれを綿津見三神住吉三神と呼ぶのです。

 

 

最後に、

左目を洗うと、天照大御神

右目を洗うと、月読命

を洗うと、須佐之男命

が生まれました。

 

この3人の神様は、強い力を持つと呼ばれています。

これに喜んだイザナギは、天照大御神には首飾りを授け、高天原を治めるようにいいます。

月読命には、夜の国を治めるように命じ、須佐之男命には、を治めるように命じました。

 

次回からは、このイザナギの子どもたちのお話になります。

 

聞きなれない神様が多かったと思いますが、

次回からは、少し知っている神様も出てくるのではないでしょうか?

 

宗教に関わらず、せっかく日本に生まれたのならば

日本の物語として知っておくことは、大事だと思い、

神話を紹介しています。

 

絵本や小説、現代語訳などたくさんありますので

興味があれば、ぜひ読んでみてくださいね!

 

 

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