(37)文屋朝康(ふんやのあさやす)

2020.09.24

こんにちは、教室長のこうちです。

 

4連休はいかがでしたでしょうか?

 

コロナで外出は自粛気味・・・だったので

どこにも行っていない人が多いと思いますが、

ゆっくり休めていたらいいなあと思います。

 

 

さて、本日の一首は・・・

(37)文屋朝康

【白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける】

吹きしくとは、しきりに吹いていること。

つらぬとめぬとは、貫き留めぬと漢字で書き、ひも通して留めていないこと。

 

あるとき、文屋朝康は藤原定家の家へ遊びに行っていました。

 

藤原定家は和歌が好きで、このときも突如

「歌を詠もう!」といい始めました。

 

題材は、秋の庭。

 

藤原定家の秋の庭を見て歌を詠もうというのです。

 

じっくりと観察したのち、文屋朝康が見つけた

美しい景色それは・・・

 

「秋のススキや茅などに、雨上がりの露がつき、きらきらと光っている。

そのとき、強い秋風が吹き、露がぱあっと空へ飛んでいった。

その姿は、ひもからはずれた真珠のようにきらきらと散っていくようだ。」

 

秋は、秋雨もあり、台風の影響で強い風もよく吹きます。

 

秋特有の気候があるおかげで

文屋朝康が詠んだような情景が生まれたのでしょう。

 

私は、秋は夕暮れに照らされる色変わりした木々が美しいなあと思いますが、

この和歌のように雨の日などから美しさを見つけれるのは、平安時代の表現豊かさのおかげかなと思います。

 

短い秋の中で、ぜひ自分だけの秋の美しさを見つけてみてくださいね。

 

 

小学校は遠足シーズン!

コロナの影響で、遠足も近場になっていたり、

例年行っていたところへ行けなくなっているようですが、

ウィルビーの近隣の小学校では、遠足に行っているようです!

 

いつもは行かないような場所へ

いつものメンバーで行くのは、ドキドキわくわくしますね!

 

どんなふうだったのか、ウィルビーへ教えに来てくださいね!

 

 

豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾

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