(60)小式部内侍(こしきぶのないし)

2020.12.04

こんにちは、教室長のこうちです。

 

本日は、きれいな晴天ですね~

こんなきれいな冬日和には、趣味のスノーボードに行きたくなってしまいます。

 

 

さて、本日の一首は、

(60)小式部内侍

【大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立】

 

 

小式部内侍の母は、和泉式部で女流歌人として名を馳せていた人でした。

その母は、再婚して丹後国、つまり京都の上のほうへ移り住んでいました。

 

それまでは宮中におり、中宮彰子のもとに仕えておりました。

また小式部内侍も、同様に仕えておりました。

 

しかし、母が丹後国へ行き、一人で彰子様に仕えることになったのです。

 

 

そんななか、若干15歳にして歌合わせに出席することになったのです。

歌合わせとは、各人が歌を披露し、歌の良し悪しを競い合う競技のことです。

 

15歳は、まだまだ子どもと思われており、

小式部内侍も歌を考えているときに、人にからかわれたのです。

 

「小式部内侍ちゃん、歌はもうできました?

それとも、母に使いを出して歌を作ってもらうのかな?」

 

こんな嫌味を言われ、引き下がる小式部内侍ではありません。

すぐさまこの歌を作り、相手を驚かしたのでした。

 

 

「大江山を超え、生野を通って行く道は、まだ遠く、

まだ天の橋立の地は、踏んだことがありませんし、ましてや母からの文もまだ見ていません!」

 

 

さすが、有名な女流歌人を母に持つ小式部内侍です。

1つの言葉に2つの意味を乗せ、すぐさま返すとはさすがです!

 

このような技巧を凝らしている歌は、詳しく説明したいのですが、

なかなかブログでは難しいですね。

 

天橋立は、一度訪れたことがあるのですが、

とてものどかで海水浴ができてとても良いところでした。

 

展望台に上って股覗きもしてきました。

空へ続く陸地が龍のように見え、とても神秘的でした。

 

車で行くことをおすすめしますので

家族旅行などの候補してしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

どんどん本格的になる受験対策!

中学3年生は、本番まで残り2ヶ月となりました。

 

12月に入り、少しずつ過去問などを解き

実践的な演習へと変わってきました。

 

ラストスパートです。

 

自分に負けずにがんばりましょう!!

 

 

 

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