(65)相模(さがみ)

2020.12.23

こんにちは、教室長のこうちです。

 

昨日の夜は急な雨で、今日はさらに寒くなったのではないかと思います。

 

冬本番は、まだまだこれからなので

気を抜かないように体調管理には十分気をつけてくださいね!

 

 

さて、本日の一首は・・・

(65)相模

【恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなぬ 名こそ惜しけれ】

 

相模は、恋の歌では右に出る者はいない!と言われるほど

恋の歌がとてもとても上手でした。

 

その秘訣は・・・今回の歌にあるように

何度も何度も恋し、恋に破れていた人生を送っていたからでしょう。

 

相模は、10代の頃一度結婚しましたが、うまくいかず離婚。

その後、大江公資の結婚し、相模国(今の神奈川県)へ引っ越します。

 

この結婚は、無理やり妻にさせられ、無理やり相模国までつれていかされた

相模ととっては、不服な結婚生活だったようです。

 

納得していない結婚生活だったため

夫の大江公資は、愛人をつくり、離婚してしまいます。

 

離婚してまもなく、結婚していたときから交流があった藤原定頼と恋愛し、

源資道とも恋愛し・・・多くの男性と恋愛関係となりましたが、なかなかうまくいきませんでした。

 

そんな今までのことを思い浮かべながら詠んだ歌がこの歌なのです。

 

「恨む気力も失って、恋に破れ泣き続け涙を乾かすひまもない袖が朽ちていくことも惜しいのに

数々の恋のおかげで、悪い噂が立ち、私の名も朽ちていくことも惜しいのです。」

 

 

今の日本は、女性が肉食で男性が草食になりつつあるように思うのですが、

この平安時代のときはどうだったのでしょうか?

 

源氏物語があるくらいですから、

男性はみな肉食系だったかもしれませんね。

 

恋をすることはいいことですが、

するなら良い恋をしていきましょうね。

 

 

明日は、終業式ですね。

あっという間に2020年が終わろうとしています。

 

まだスイッチが入ってないよ~という人は、

そろそろ入れたほうがいいのではないですか?

 

年明けには、チャレンジテストも実力テストも定期テストも待っています。

 

冬休みは、思っていおるより短いので

ぜひ1日1時間でいいので、勉強するようにしましょう。

 

 

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