SDGs目標②2.4遺伝子組み換えと品種改良

2021.08.07

こんにちは、教室長のこうちです。

 

雨が降ったおかげで、少し涼しい日が訪れましたね。

 

夏の本番はいつなの?!と毎年思うのですが、

気づけば夏も終わりが近づいているのでしょうか?

 

 

 

さて、今回はSDGs目標②の続きです!

 

2.4

2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的の土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。

 

 

 

今回のターゲットは、どんなことにも負けない持続可能な食料を作るシステムを作っていきましょう!という内容です。

 

昔、日本も大飢饉に襲われたことがありました。

 

雨が降らず、土地は枯れ、飲む水もありません。

そのため、作物が育たず食べるものがなくなってしまったのです。

 

飢えをしのぐため犬まで食べたというくらいです。

多くの人が命を落とし、大変な思いをしたのです。

 

そんなことが繰り返されないように、日照りに強い作物を作ったり、

洪水などで流されないように根が強い作物を作るなどの改良を重ね、現在に至ります。

 

 

” 遺伝子組み換え ” という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

よくお菓子などのパッケージの裏に「 遺伝子組み換えでない 」 と書かれていることも多いです。

 

例えば、とうもろこし。

とうもろこしは夏の野菜です。

暑い時期にしか育ちません。

 

あるとき偶然にも、10月なのに立派に育ち大きなとうもろこしができる苗がありました。

この苗を使えば、年中おいしいとうもろこしができます。

 

それが可能になれば、農家さんにとっては大きな利益となるのです。

 

その苗の遺伝子を取り出し、他の苗の遺伝子に移植する。

これを”遺伝子組み換え”といいます。

 

しかし、この方法で育った苗は種ができません。

できたとしても、育ちが悪く、その遺伝子の性質を受け継いでいないことが多いのです。

 

そのため、毎年毎年組み替えを行う必要があります。

 

 

 

似たような方法で、” 品種改良 ” というものがあります。

 

これは、作物の花の交配を重ねることで、強い新しい性質を持った品種ができあがります。

 

例えば、寒さに強いとうもろこしと、実がたくさんできるとうもろこしの花を交配させます。

うまくいけば、寒さに強く実がたくさんできるとうもろこしができる種が生まれるのです。

 

しかし、品種改良は簡単には成功しないので、

何年もの改良、研究が必要になってきます。

 

時間はかかりますが、一度その品種が誕生すれば

種にもその性質が受け継がれ、何年にもわたって、その品種を栽培することができます。

 

 

持続可能なサイクルを目指すのであれば、その場かぎりの遺伝子組み換えではなく、

何年かかっても、自然な状態に近い品種改良のほうが、よいのではないかと私は考えます。

 

 

 

小学生と中学1,2年生が模試を受験しましたよ!

〈 模試 〉 というと、受験生が受けるものと思いがちですが、

実は、小学生や中学1,2年生も受験することができます。

 

志望校などは置いといて、今の自分がどれくらいの学力があるのかを

全国レベルで測ることができます。

 

ウィルビーでは、年2回夏と学年末(4月に実施するときもあります)に実施しています。

 

今回は、夏の陣!ということでたくさんの人が受験してくれました。

 

学校ではやらないような問題形式だったり、難しい問題が出題されています。

もちろん、基礎問題もありますので、今の自分はどのくらい基礎が身についているかもわかります。

 

中学生は、大阪進研模試

小学生は、育伸社の学力テストです。

 

興味がある方は、ご相談を!

次回は、3月に実施する予定です!

 

 

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