六曜ってなんでしょう?
2020.11.06
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
もう日が暮れるのが早くなってきましたのでお昼頃に
「あれ?夕方かな?」と錯覚してしまうことがよくあります。
さて、本日は自分の教養のためにも
「六曜」についてお話していきます。
日にちの占い「六曜」
最近のカレンダーではあまり見ませんが、
よく役所や会社などで使われるカレンダーには
この「六曜」が書かれています。
ウィルビーで使用しているカレンダーにも書かれていますよ。
先ほどから「六曜」といっていますが、具体的にはどのこと指しているかというと、
「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」のことを言います。
カレンダーの数字の横に漢字で書かれていませんか?
そう、あれです。
恥ずかしながら私は、「大安」がいい日、「仏滅」が悪い日くらいにしか思っていませんでした。
実際は意味があり、しっかりと歴史を持ったものなのです。
「六曜」の歴史
生まれは、中国でもともとは時間を表す言葉として使われていました。
その後日本に伝来したのは、鎌倉時代でしたが、
当時はあまり使われていないようでした。
江戸時代後期になると、日中の時間の吉凶を占うものとして使われ、
今の形に変化していったようです。
この六曜は、仏教や宗教とは関係ありませんでしたが、
その日を占うものとして広まってしまい、
これにより混乱が起こるとして廃止運動も起きたほどだったようです。
今では、携帯でスケジュールを管理する人も増え、
知っている人は少なくなりましたが、昔は大問題になったんですね。
それぞれの意味
先勝(せんしょう)
「先んずれば即ち勝つ」が元になっており、午前は吉、午後は凶となっています。
物事はとっとと早く済ませたほうがいいですよという日です。
友引(ともびき)
良くも悪くもない引き分けの日で、朝晩は吉・昼は凶となっています。
「お葬式は友引にしてはいけない」とよく耳にしますが、
これは死んだ人が天へ上るときに友達も連れていかれるというジンクスから来ているものです。
意識する人は、お葬式をこの日を避けて行う人が多いですね。
先負(せんまけ)
「先んずれば即ち負ける」から来ており、午前は凶・午後が吉となっています。
「先勝」の逆ですね。
急用もできるだけせず、平静を保っているほうがよい日です。
仏滅(ぶつめつ)
丸一日、凶の日です。
ちなみに、「仏」の字は当て字で、本当は「物」で書かれていたようです。
そのため、「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」という良い捉え方もできます。
大安(たいあん)
何事もうまくいく日とされています。
結婚式などの祝い事は、よく大安を選んであげる人が多いようですね。
赤口(しゃっこう)
11時~13時までは吉ですが、それ以外は全部凶の日です。
契約などの約束ごとは避けたほうがよい日とされています。
また「赤」が入っているので
死を連想させるものには、気をつけたほうがいいでしょう。
簡単に紹介しましたが、いかがでしたか?
日本の文化の一つとして、教養の一つとして知っておくといいかもしれません。
自分は気にしないけど・・・と思っているかもしれませんが、
気にする人もいますので、知っておくと良い気配りができるかもしれませんね。
冠婚葬祭のときなどは、気にしてみるものいいかもしれませんし、
勉強するときの理由付けでもいいかもしれません。
「凶は、先勝だし、とっとと宿題やっちゃおうか」など!
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