百人一首⑥中納言家持(ちゅうなごんやかもち)
2020.06.04
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
今日は、本当に暑い!!
私は、早くも夏バテ気味で
すっぱい食べ物がおいしく感じます。
さて、今日の百人一首は・・・
⑥中納言家持
【かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける】
かささぎとは、お腹が白いスタイリッシュな鳥で、カラスの仲間だそう。
夜が更けるとは、夜が明けていくことを言います。
ある冬のこと。
中納言家持は、夜更けに宮中の庭に出てみました。
庭の全てを覆い隠すように
霜が真っ白におりています。
その様子は、まるで
七夕でかささぎが作る橋のようで
とても幻想的だったそうな。
七夕では、天の川を渡り、
彦星と織姫が1年に1回だけ会うことができるといいますね。
その天の川を渡るとき、川を渡るための橋は
かささぎが作ってくれるといわれていました。
実際のかささぎは、黒と白のコントラストがはっきりとしており、
真っ白とは、程遠いと思うかもしれませんが、
実は、このときのかささぎは、「サギ」だったのでは考えられています。
田んぼか川でときどき見る
大きな白い鳥を見たことはありませんか?
あれが、サギです。
ちなみに、かささぎ城と言われている真っ白なお城を知っていますか?
これは、ぜひ検索してみてくださいね!
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