百人一首(31)坂上是則(さかのうえのこれのり)
2020.08.07
教室長ブログ
こんにちは、教室長のこうちです。
今日は、なんだか空気が重くないですか?
湿気が多いせいなのかな・・・?
終業式を迎え、一応夏休みに入りました!
2週間という例年より短い夏休みですが、
ふてくされてないで、時間をしっかりと楽しんでくださいね!
さて、本日の一首は・・・
(31)坂上是則
【朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる 白雪】
朝ぼらけとは、夜明けのときのほの明るいときのこと。
有明の月とは、夜明けに出ている月のこと。
坂上是則が、大和国をおさめることになり、
吉野へ出かけたときでした。
ひと晩泊まり、明け方の頃です。
窓から差し込む光が、昼間のように明るく
坂上是則は、目が覚めてしまいました。
(やけに今日は、明るいなあ・・・有明の月か・・・?)
と思って、外へ出てみると一面真っ白に積もっている雪ではありませんか!!
この一面の白さに感動した坂上是則は、
そのときの天皇である宇多天皇へこの感動を伝えようとこの歌を歌ったのです。
「夜明けのときです。有明の月かと思って外を見てみると、
吉野の里に、雪が真っ白に降っていることでした。」
大和国、吉野とは、今の奈良県です。
当時は、春の桜、冬の雪として名所になっていたそうです。
今でも、春は満開の桜が見所で、
冬には山へしんしんと降り積もる雪がとてもきれいです。
山の奥のほうへは、車でしかいけないところも多いですが、
お寺などへは、電車で気軽に行くことができますよ!
今日から、夏休み!!
学校からたくさんの夏休みの宿題が出ています。
毎年、最終日にいっきにやっちゃう!という人は危険です!
長い夏休みだったら、少しだけやる日もあるでしょうが、
今回は、満喫しているあいだに終わってしまいますよ!
友達と宿題を進めるでもいいと思うので、
早め早めに終わらしてくださいね!
豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾
ほめる・寄り添う・つきっきり!
個別指導square(スクエア)