(95)前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん)

2021.04.17

こんにちは、教室長のこうちです。

 

 

本日は、雨。

土日の部活もなくなり、みなさんはどのように休日を過ごされているのでしょうか?

 

楽しく工夫して過ごしてくれていることを願います。

 

 

さて、本日の一首は・・・

(95)前大僧正慈円

【おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染の袖】

鎌倉時代は、貴族中心の社会から武士中心の社会に変わりつつある時代。

 

さらに、武士の中でも源氏と平氏という二大勢力が争っていた時代でもあります。

 

この源氏と平氏は、どちらが強いかで争いを続けに続け、

日本の各地で争いが起こり、たくさんの人が死んだ時代でもありました。

 

都でも、平氏が攻めてきたり源氏が攻めてきたりと

安心する暇もありません。

 

攻めてくるたびに、貴族の女性や子どもも一緒に死んでいくのです。

 

 

そんな中、前大僧正慈円は11歳で比叡山に入り、14歳で出家。

仏教の道を歩んでいっていたのです。

 

もともと父は、関白の位についていたので

都に呼び出されることもしばしば。

 

僧侶の中でも、かなり高い位についていたようです。

 

今回も、源氏や平氏が攻めてきて都はてんやわんや!

貴族は、命からがら逃げていきます。

 

逃げる道中では、逃げ切れなかった人たちがバタバタと倒れています。

(ああ、ひどい世の中になったものだ・・・)

 

前大僧正慈円は、目の前に広がる光景を見ながら

決意したことを歌にしたのです。

 

「私のようなものが申し上げるのは身分不相応かもしれませんが、

この世の中の悲しみと苦しみをもつ人たちを私の黒で染まった袖で、覆って差し上げましょう。

比叡の山に住み始めた私が、幸せを願って。」

 

 

新型コロナウイルスが全世界に広がり、

現在もたくさんの人が苦しい状況下にいます。

 

最後には神頼み!として、アマビエが流行ったりもしました。

 

このときも、たくさんの人が死んでいく光景を見て

前大僧正慈円も何かしなくては!と強い気持ちを持ったのでしょう。

 

本当は早くこの状況が終わればと思っています。

 

 

 

4月も半分過ぎました!

学校が始まった!と思ったら、4月も後半に差し掛かります。

少しでも馴染めましたか?

 

馴染めてないよ~って人もまだまだ始まったばかり!

焦らず、ひとつひとつこなしていきましょう。

 

進級した人は、もともと環境には慣れています。

今だからこそ、自分の勉強レベルをアップできる時期!

 

早め早めの取り組みで、一歩先へ進みましょう!

 

 

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